カルバマゼピンはてんかんの発作を予防することができる他に、躁うつ病の治療や、神経痛の緩和などにも用いられます。脳の神経を抑えて気分の高ぶりを落ち着かせる役目をしてくれます。てんかん発作を改善したい方はカルバマゼピンを使ってみてください。

カルマゼピンの薬とてんかんで頭を抱える男性

カルバマゼピンの服用と業務、血中濃度の不足に注意

カルバマゼピンは抗てんかん薬です。
カルバマゼピンは薬としての歴史も古く、脳の興奮を鎮め、気分を安定させる効能があることから部分てんかんの興奮状態を抑え、痙攣、幻覚、錯乱などの症状を和らげる薬として、一番に選択されることの多い薬品です。
また、同様の理由から躁うつ病の躁状態や三叉神経痛の治療薬としても用いられます。

カルバマゼピンを服用する場合は、通常最小限の薬量から徐々に量を増やしていく方法をとるのが一般的です。
なぜなら、薬品の症状を抑える有効血中濃度は目安はあるにしても、個人によりさまざまであるためです。
特にカルバマゼピンは半減期(一度服用した薬の血中濃度が半分になるまでの時間)が短いため、最適量を決定するまでに一日に何度も薬を飲まなければならなかったり、決定までに時間がかかる可能性があります。
そのため、服用するのを忘れてしまったり、面倒がって故意に服用しないケースがみられます。
また、服用するとふらつき、めまい、眠気など薬品の血中濃度の上昇に伴う副作用があり、業務に差し支えるからと自己判断で服用をやめる人が少なくない状況があります。
このことにより、薬剤の血中濃度に不足が生じた場合、発作の抑制にならないばかりか、てんかんの難治性の大きな要因となります。
副作用は投薬量の軽減などで改善される可能性が高いので、必ず医師に相談するようにしてください。
日頃から医師に相談し、意思の疎通を図ることがてんかん患者には肝要です。
てんかん患者にとって、発作が起きず、また、薬品の副作用にも苦しまずに日々を送れることが最良の状態です。
てんかん治療のためには、抗てんかん薬を長期にわたって服用する必要があるため、副作用に対する不安があるのは当然のことと思われます。
主治医と副作用等不安点についても納得いくまで相談して初めて、安心した毎日を送ることができるようになるでしょう。