カルバマゼピンでてんかん予防

カルバマゼピンはてんかんの発作を予防することができる他に、躁うつ病の治療や、神経痛の緩和などにも用いられます。脳の神経を抑えて気分の高ぶりを落ち着かせる役目をしてくれます。てんかん発作を改善したい方はカルバマゼピンを使ってみてください。

カルマゼピンの薬とてんかんで頭を抱える男性

カルバマゼピンでてんかん予防しよう!

カルバマゼピンはてんかん発作や緊張・興奮を抑える作用を持つ抗てんかん薬です。服用を開始してから効果が出るまで1週間から数週間程度かかりますが、一度定常状態になれば半減期は長く、用法用量を守って服用すれば容体を安定させることができます。
てんかんの発作にはいくつかの種類がありますが、カルバマゼピンはその中でもとりわけ成人の代表的なてんかん症状である側頭葉てんかんで見られる複雑部分発作に優れた効果を発揮します。
複雑部分発作は倒れたりはしないものの周囲の状況が分からなくなる意識障害を伴う発作で、発作が起こると急に動きを止めてぼんやりしたり、逆にふらふらと歩きまわる、手や口を無意味に動かすといった自動症の症状が出たりします。
本人には明確な意識のないままにそういった行動を取るため、本人は発作が起こっていた間何をしていたか覚えていない記憶障害も伴います。
突発的に起こることが多く、火や刃物を使っている最中に発作が起こって怪我をしたり、車を運転している最中に意識がなくなって周囲を巻き込む事故を起こしたりする場合もあり、大変危険な発作です。
てんかん発作は部分発作から全般化発作へと発展することがよくあるため、部分発作の段階で抑制できるカルバマゼピンは重篤症状の予防薬としても効果的です。
また、カルバマゼピンは抗てんかん薬の中では比較的胎児への影響リスクが少ないとされており、「治療上の有益性が危険を上回ると判断される場合にのみ投与することができる」と規定されています。
妊娠中に母体がてんかん発作を頻発すると胎児が低酸素状態に陥る危険性が高まりますから、医師と十分に相談したうえで慎重に服用することが大前提ではありますが、母体はもちろん胎児を守る目的で妊娠中の女性が服用することも可能です。

カルバマゼピンで脳神経の高ぶりを抑える

カルバマゼピンがどうして脳神経の高ぶりを抑える作用があるのか、その仕組みについて簡単に説明をします。
まず、我々の神経の伝達は電気信号として伝わっていて、神経細胞の働きで興奮したり抑制する電気信号が送られます。
興奮の電気信号にはナトリウムイオンやカルシウムイオンのような正に電荷したイオン、抑制の電気信号は塩化物イオンのような負に電荷したイオンが関わっています。
それらのイオンはイオンチャネルを通過して細胞内に侵入する事で興奮や抑制の電気信号が送られます。
カルバマゼピンはナトリウムイオンチャネル阻害剤であって、ナトリウムイオンを取り込むためのナトリウムイオンチャネルの働きを邪魔します。
これは先ほども説明したように興奮の電気信号を伝達するためのものであり、その侵入を阻害するという事は脳神経の高ぶりを抑えられるのです。
こうした作用があるために、神経の電気信号の異常が原因で発症するてんかんに対する有効な治療薬として用いられています。
また、こうした作用は躁うつ病の躁状態に対しても有効であり利用されています。
その他には神経の伝達を送らせる作用があるので三叉神経痛にも用いられています。
カルバマゼピンは通常は病院で医師の診断を受けた上で処方して貰う薬ですが、病院以外でも個人輸入で手に入れる事も可能となっています。
個人輸入ならば価格の安いジェネリック医薬品もあり、わざわざ病院へ行かなくても手に入れる事は出来るので便利ですが、その一方で自己判断で薬を服用するのは非常に危険な面があるという事も忘れてはならないです。
副作用などの心配もあるので必ず医師に相談した上で利用すべきであり、自己判断で個人輸入で手に入れて服用するのは避けておくべきです。

カルバマゼピンは躁うつ病の治療も可能

カルバマゼピンは抗てんかん薬として有名な薬ですが、てんかん以外にも躁うつ病の治療効果もあります。
躁うつ病というのは躁病とうつ病をそれぞれ繰り返して起きる病気です。
躁病というのは簡単にいうと興奮している状態なのですが、じっとしている事が出来ずにいつまでもしゃべり続けたり睡眠時間が少なくなり、症状が進行すると人が何を言っているのか認識するのが困難になったりして生活にも大きな影響が出てきます。
一方、うつ病の場合は躁病とは逆に気分が沈んだ状態となり、何をしても楽しくなく無気力になったり集中力や記憶力の減少が見られます。
酷くなると自殺してしまう事もあるので、こちらについても注意が必要です。
躁うつ病は単なる気持ちの問題であると考える人も多く、たしかにうれしい事があれば興奮し、悲しい事があれば気分が沈む事はありますが、そうした事とは違って病気なのです。
カルバマゼピンは躁うつ病に対して有効ですが、特に躁病に対して効果を発揮します。
ただ、躁うつ病に対して治療効果があるとは言っても躁うつ病自体を治せるという訳では無く、躁うつ病の症状を抑える作用があります。
また、即効性がある治療薬という訳では無いので抗精神病薬と併用して治療を行う事も多いです。
カルバマゼピンは副作用に注意する必要がある他に併用禁忌薬もあるので自己判断で投与するのは非常に危険です。
日本の場合は通常は医師に処方して貰う必要があるので病院で処方して貰う場合はそうした注意については医師が診断を行いますが、カルバマゼピンの入手法として最近では個人輸入で手に入れるという手段もあります。
個人輸入で入手する場合に自己判断で勝手に利用するのが非常に危険であり、自分で判断して病院に行かずに薬を服用するのは止めましょう。